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NEWS加藤シゲアキ新作小説を発表!新作含む過去の全作品を紹介

アイドル活動の傍ら、小説家としても活躍し、これまでに様々な小説を発表したNWESの加藤シゲアキさん。

そんな加藤さんの新作長編小説「なれのはて」が10月25日に刊行されると発表されました。

新作はいったいどんな内容なのか。そして、これまでに発表した全作品のあらすじをまとめます。

目次

加藤シゲアキ プロフィール

加藤シゲアキさんのプロフィールは以下の通りです。

■誕生日  1987年(昭和62)7月11日
■出身   大阪府
■血液型  A型
■学歴   青山学院大学法学部卒
■身長   175cm
■所属   ジャニーズ事務所

加藤さんは小学校6年生のときに、ジャニーズ事務所に入所。NWESとしてデビューしたのは2003年になります。

2010年に青山学院大学を卒業しています。偏差値が70といわれる青山学院中等部を一般入試で受験し合格したそうです。

ジャニーズ事務所入所の年に受験まで経験し、大変な努力が必要だったのではと想像できます。

加藤シゲアキ小説一覧

加藤さんは、2012年に「ピンクとグレー」で小説家としてデビューし、その後も次々と作品を発表しています。

2012年 ピンクとグレー
2013年 閃光スクランブル
2014年 Burn. -バーン-
2015年 傘をもたない蟻たちは
2017年 チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)
2020年 オルタネート
2023年 なれのはて(10月25日発刊予定)

1年~3年のスパンで作品を発表しており、芸能活動と作家活動を両立しているのは本当にすごいことです!

これまでに発表された作品は評価が高く、処女作である「ピンクとグレー」は映画化され、また「オルタネート」は直木賞にノミネートされているんですよ!

全作品あらすじ

とても評価の高い加藤さんの作品、中身が気になりますよね!

過去に発表された小説のあらすじを、発刊順にまとめました。

ピンクとグレー 2012年

絶望的に素晴らしいこの世界の真ん中に僕は君と共にある。
大阪から横浜へ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾と出会う。性格は全く違う2人だったが惹かれあい、親友に。やがて高校生になった2人は、雑誌の読者モデルをきっかけに芸能活動をスタート。 同居も始めるが、真吾だけがスターダムを駆け上がっていくことで2人の仲は決裂してしまい……。ステージという世界の魔法、幻想に魅入られた幼なじみの2人の青年の愛と孤独を鮮やかに描いた、作家・加藤シゲアキの原点となる青春小説。
引用:KADOKAWA

閃光スクランブル 2013年

東京・渋谷、午後7時。スクランブル交差点でスパークする愛と再生の物語
人気アイドルグループのメンバー・亜希子は、迫る世代交代に思い悩み、現実から逃げるように大物俳優と不倫を続けている。最愛の妻を亡くしてから写真への情熱を失い、ゴシップカメラマンとして生計を立てる巧はそのスクープを狙っていた。敵対するはずの2人だったが、ある事件を機に思いがけない逃避行が始まる。渋谷スクランブル交差点で激しく交錯するパパラッチと女性アイドルの人生。瞬く光の渦の中、2人は本当の自分を見つけられるのか――愛と再生を描く、疾走感あふれるエンタメ小説。
引用:KADOKAWA

Burn. -バーン- 2014年

魂を燃やして生きる。少年が空っぽになった心を取り戻す熱情溢れる青春小説
演出家として成功し、子どもの誕生を間近にする夏川レイジは、不慮の事故により、失っていた20年前の記憶を取り戻す。当時天才子役としてもてはやされていたレイジの現実は、ただの孤独な少年だった。同級生にいじめられ、母親とも心が通わなかったが、渋谷の宮下公園で出会った心優しきホームレスとドラッグクイーンと奇妙な友情を築くうちに、冷め切った心は溶け始める。しかし、本物の感情を知るうちに、機械のように精密だった彼の演技は鈍り始め……。
愛と家族の本質に迫る、一人の少年の成長物語。
引用:KADOKAWA

傘をもたない蟻たちは 2015年

溺れるほどの孤独に心が震える NEWS・加藤シゲアキ初の短編集。
優等生ともてはやされる美大生の文登(ふみと)は、河川敷で目を見張るようなグラフィックアートを描く美優(みゆ)と出会う。天才肌の彼女に圧倒され、付き合っている女性に隠れて逢瀬を重ねるが……。(「染色」)
小説家である主人公は、書いた原稿がそのまま夢の中で再現される不思議な現象にのめりこんでいく。しかし心の奥底には、初恋を戸惑いのまま終わらせてしまった後悔があった。(「恋愛小説(仮)」)
漁港町に住む純は、中学校の先輩が小さな文学賞を受賞したのをきっかけに、幼馴染の秘密を知ってしまう。理解しようと足掻いても、彼との接し方がわからなくなってしまい……。(「にべもなく、よるべもなく」)

自分の心に正直でいたいだけなのに。誰もが胸に抱える生きづらさを鮮烈に切り取った、著者初の短編集。
著者が初脚本を手掛ける舞台「染、色」の原作や、単行本未収録作品であるタイムリープSF「おれさまのいうとおり」を加えた全7編。
引用:KADOKAWA

チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32) 2017年

「ホスト、やるやんな?」
就活に惨敗し、自暴自棄になる22歳の光太の前に現れた、関西弁のホスト・雫。
翌年のチャンスにかけ、就活浪人を決めた光太は、雫に誘われるままにホストクラブ「チュベローズ」の一員となる。
人並み外れた磁力を持つ雫、新入りなのに続々と指名をモノにしている同僚の亜夢、ホストたちから「パパ」と呼ばれる異形のオーナー・水谷。そして光太に深い関心を寄せるアラフォーの女性客・美津子。ひとときも同じ形を留めない人間関係のうねりに翻弄される光太を、思いがけない悲劇が襲う——。
「渋谷サーガ」3部作で知られる加藤シゲアキが、舞台を「新宿」に移して描き出す新境地ミステリー。
引用:扶桑社

オルタネート 2020年

高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須のウェブサービスとなった現代。東京にある円明学園高校で、3人の若者の運命が、交錯する。調理部部長で品行方正、しかし、あるトラウマから人付き合いにコンプレックスを抱える いるる 。母との軋轢を機に、絶対真実の愛を求め続けるオルタネート信奉者の 凪津なづ 。高校を中退し、かつてのバンド仲間の存在を求めて大阪から単身上京した なお 。出会いと別れ、葛藤と挫折、そして苦悩の末、やがて訪れる「運命」の日。3人の未来が、人生が、加速する――。
悩み、傷つきながら、〈私たち〉が「世界との距離をつかむまで」を端正かつエモーショナルに描く。3年ぶり、渾身の新作長編。
引用:新潮社

〈新作〉なれのはて 2023年10月25日発刊予定)

ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員、守谷京斗(もりや・きょうと)。 異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)が祖母から譲り受けた、作者不明の不思議な古い絵を使って「たった一枚の展覧会」を実施しようと試みる。ところが、許可を得ようにも作者も権利継承者もわからない。手がかりは絵の裏に書かれた「イサム・イノマタ」の署名だけ。守谷は元記者としての知見を活かし、謎の画家の正体を探り始める。だがそれは、秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた秘密に繋がっていた。
1945 年8 月15 日未明の秋田・土崎空襲。
芸術が招いた、意図しない悲劇。
暴走した正義と、取り返しのつかない後悔。
長年秘められてきた真実は、一枚の「絵」のミステリから始まっていた。
戦争、家族、仕事、芸術……すべてを詰め込んだ作家・加藤シゲアキ「第二章」のスタートを彩る
集大成的作品。
「死んだら、なにかの熱になれる。すべての生き物の成れの果てだ」
引用:講談社

まとめ

加藤シゲアキさんの小説についてあらすじをまとめました。

芸能人としての人気もさることながら、小説家としても高く評価をされている加藤さん。素晴らしい才能に加え、ご本人の努力があってこそ成し遂げられることですね!

加藤さんの作品を読んでいないという方は、新作発売までに、ぜひ、過去の作品を読んでいただきたいなと思います。

そして新作について、加藤さんは「この小説を書く宿命を感じました」とお話しされていました。

3年かけて書き上げた集大成だそうなので、楽しみにしたいと思います。

加藤シゲアキ「なれのはて」は2023年10月25日発刊です!

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